断熱等級とは?住宅の快適性と光熱費を左右する重要な基準をわかりやすく解説
断熱等級とは?住宅の快適性と光熱費を左右する重要な基準をわかりやすく解説
はじめに
住宅を建てるときやリフォームを検討するとき、「断熱等級」という言葉を耳にしたことはありませんか?
最近では、省エネ住宅への関心が高まり、「断熱等級6」「断熱等級7」といった言葉が住宅広告にも多く掲載されるようになりました。
しかし、
断熱等級とは何なのか?
数字が高いほど何が良いのか?
窓リフォームでも断熱等級は改善できるのか?
など、詳しく知らない方も多いでしょう。
特に冬の寒さが厳しい札幌では、住宅の断熱性能が暮らしの快適さを大きく左右します。
この記事では、断熱等級の基礎知識から、窓リフォームによる断熱性能アップ、省エネリフォームや補助金制度まで詳しく解説します。
断熱等級とは?
断熱等級とは、正式には**「断熱等性能等級」**と呼ばれ、住宅の断熱性能を数値で評価する国の基準です。
住宅の外壁・屋根・床・窓などから逃げる熱量を評価し、
冬は暖かい
夏は涼しい
冷暖房効率が良い
住宅ほど高い等級になります。
現在は
等級4
等級5
等級6
等級7
が主流となっています。
数字が大きいほど高性能住宅ということになります。
なぜ断熱性能が重要なの?
住宅の熱の多くは窓から逃げています。
一般的な住宅では、
窓:約58%
換気:約15%
外壁:約15%
屋根:約5%
床:約7%
もの熱が冬に逃げると言われています。
つまり、断熱性能を高めるには窓の性能向上が最も効果的なのです。
断熱等級4とは?
断熱等級4は長年、日本の省エネ住宅基準として採用されてきました。
しかし現在では最低限レベルの性能となっています。
特徴
築20年以上の住宅に多い
冬は窓際が寒い
結露が発生しやすい
暖房費が高くなる
札幌では冬の寒さが非常に厳しいため、断熱等級4では暖房費が大きくなるケースも少なくありません。
断熱等級5とは?
2022年に新設された基準です。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の基準にも近い性能となります。
メリット
冷暖房効率アップ
光熱費削減
快適な室温維持
結露軽減
これから住宅を建てる場合のスタンダードともいえる性能です。
断熱等級6とは?
現在、多くの高性能住宅メーカーが採用しているレベルです。
特徴
家全体の温度差が少ない
冬でも暖かい
夏も快適
光熱費を大幅削減
ヒートショック対策にも効果
北海道のような寒冷地では非常に人気があります。
断熱等級7とは?
2022年に新設された日本最高水準です。
特徴
世界トップクラスの断熱性能
暖房エネルギーを大幅削減
一年中快適
室温変化が非常に少ない
高性能住宅の中でも最高クラスとされています。
札幌では断熱性能が暮らしを変える
札幌は
冬は氷点下
暖房期間が長い
結露が発生しやすい
という地域です。
断熱性能が低い住宅では
暖房費が高い
足元が寒い
カビが発生する
ヒートショックの危険
など様々な問題が起こります。
そのため北海道では断熱性能への投資は非常に効果があります。
断熱等級を上げるには?
住宅全体を建て替える必要はありません。
実はリフォームでも大きく改善できます。
代表的なのが
内窓設置
既存窓の内側にもう一枚窓を設置。
メリット
断熱性能向上
防音効果
結露軽減
冷暖房効率アップ
施工は1窓あたり約30〜60分程度で完了するケースも多く、住みながら工事が可能です。
窓交換
古いアルミサッシを高性能樹脂窓へ交換します。
現在最も断熱効果が高いリフォームの一つです。
メリット
大幅な断熱性能向上
結露防止
防犯性向上
デザイン刷新
玄関ドアリフォーム
実は玄関ドアからも熱は逃げています。
最新の断熱ドアへ交換すると
冷気侵入防止
暖房効率アップ
デザイン向上
防犯性能向上
など多くのメリットがあります。
断熱リフォームには補助金が利用できる
現在は国の補助金制度により、
窓交換
内窓設置
玄関ドアリフォーム
などに補助金が活用できます。
工事内容によっては数十万円以上の補助を受けられる場合もあり、自己負担を抑えて高性能な住まいへリフォームできます。
補助金は予算上限に達すると受付終了となるため、早めの情報収集と相談がおすすめです。
断熱性能が上がるメリット
断熱性能が向上すると、暮らしには多くのメリットがあります。
光熱費を削減
暖房・冷房の効率が良くなり、毎月の電気代・灯油代・ガス代を抑えられます。
結露が減る
窓の表面温度が下がりにくくなり、結露やカビの発生を軽減できます。
健康的な住環境
部屋ごとの温度差が小さくなることで、ヒートショックのリスク低減にもつながります。
快適な室内環境
窓際の寒さや隙間風が改善され、一年を通して快適な住空間になります。
住宅の資産価値向上
高断熱住宅は将来的な資産価値の維持にもつながりやすいと言われています。
札幌で断熱リフォームをするなら窓から始めよう
住宅の熱の出入りで最も大きな割合を占めるのが窓です。
そのため、
内窓
窓交換
高性能ガラス
断熱玄関ドア
を組み合わせることで、大きな断熱効果が期待できます。
札幌のような寒冷地では、窓の性能を高めることが快適な住まいづくりへの近道です。
まとめ
断熱等級とは、住宅の断熱性能を示す重要な指標です。
等級が高いほど、
冬暖かく夏涼しい
光熱費を削減できる
結露が減る
健康的な住環境になる
快適性が向上する
といった多くのメリットがあります。
特に札幌のような寒冷地では、住宅の断熱性能が暮らしの質を大きく左右します。
「家の寒さが気になる」「暖房費を抑えたい」「結露やカビを改善したい」という方は、窓リフォームや内窓の設置、窓交換、玄関ドアリフォームなどの省エネリフォームを検討してみましょう。
現在は各種補助金を活用できるケースも多く、費用を抑えながら住まいの断熱性能を高めるチャンスです。快適で省エネな住まいづくりの第一歩として、断熱性能の見直しから始めてみてはいかがでしょうか。